スプレッドシートのTRUNC関数とは
スプレッドシートのTRUNC関数とは、対象の数値から指定した桁数を切り捨てする関数です。たとえば「=TRUNC(3.14159265359,3)」のように記載し、計算結果は「3.141」になります。ROUNDDOWN関数との違いはないので、好きな方を使いましょう。
TRUNC関数の構文
=TRUNC(値, [桁数])
- 値:切り捨てしたい数
- 桁数:残したい小数点以下の桁数(任意)
シャワーズ
桁数を指定しない場合は、デフォルトの0になります!つまり、小数点以下を切り捨てます。
TRUNC関数の使い方
TRUNC関数の使い方は、切り捨てしたい数と残したい桁数を書くシンプルなものです。たとえば下図の場合に「=TRUNC(A2,3)」とかくと、「3.14159265359」に対して小数点以下が3桁が残るように切り捨てするので、「3.141」と計算されます。
桁数にマイナスの数字を記載した場合
TRUNC関数で負の整数を記載した場合は、小数点より上の桁を0にするように機能します。たとえば「=TRUNC(A2,-2)」とかいた下図の場合、「1234.5678」から小数点より2桁上から残り「34.5678」をなかったものとして切り捨てて、「1200」とします。
TRUNC関数とROUNDDOWN関数の違い
TRUNC関数とROUNDDOWN関数の違いはありません。「=ROUNDDOWN(A2,3)」のように同じ書き方ができるうえ、計算結果は同じです。
シャワーズ
ROUNDDOWN関数のほうが一般的かと思われるので、私は後で見る人のことを考えてROUNDDOWN関数を推奨します!